ぽかぽかな子宮作りについて
新たな生命が宿る子宮。
女性にしかない特別な臓器でぽかぽかの状態を好みます。
ここでは
あなた自身が出来るぽかぽかな子宮作りについて書いていこうと思います。
子宮と自律神経の関係
あなたの身体には自律神経という意識をしなくても
自然と働いてくれる大切な身体の調整機能が備わっています。
子宮も同じく自律神経と大変深いかかわりをしています。
通常の場合、自律神経は交感神経と副交感神経の二つに分けられます。
交感神経は身体を動かしたりする戦闘モードのときに
副交感神経はリラックスした時に働く機能です。
しかし子宮は交感神経からしか支配は受けていません。
これはもしあなたが妊娠して際に
おなかの中にいる赤ちゃんを守るために備わる働きです。
妊娠中にあなたがストレスを受けるたびに
子宮が縮まっていたら流産させてしまいます。
人間は交感神経が働くと子宮は緩む方向に働くのです。
おなかの中の生命をまもる身体のすばらしいシステムです。
子宮の機能が整うとこんなに良いことが起きます。
1、月経が整う。
25~38日周期だと言われています。
最近はさまざまストレスで不順になる方も多いですね。
2、月経中のイライラや痛みが楽になる。
過度の痛みやだるさ、頭痛や肩こり・腰痛さまざまな症状が緩和されます。
3、お肌の調子がよくなる。
月経が整うことでエストロゲンの分泌がよくなりお肌の調子整えてくれます。
4、赤ちゃんが授かりやすい状態になりえます。
月経やホルモンバランスが整うと赤ちゃんが授かりやすい状態になります。
あなたの正常な月経周期を知りましょう。
正常な月経周期は25~38日前後です。
それより短かったり長かったりする場合は月経トラブルの可能性ありです。
①頻発月経
月経周期が24日以内のもの。
②揮発月経
3か月以内に月経が来るが39日以上あくもの。
③続発性無月経
正常の周期だった月経が3か月以上あくもの。
④原発性無月経
18才を過ぎても初潮がこないもの。
①から③に関しては
ストレスや過度のダイエットまた激しい運動により起こりうる。
④に関しては
染色体トラブルや生殖器の奇形なども疑われるため、婦人科に受診しましょう。
あなたの基礎体温と血圧を知りましょう。
あなたは基礎体温を測っていますか?
周期がわかってくると体調の変化に気づきやすくなります。
また排卵した月経なのかとか妊娠しやすい時期の目安がわかってきます。
基礎体温はぜひ図ってくださいね。
女性は、
一周期の中に高温期と低温期の2つに分かれます。
基礎体温を観察すると、低温期から高温相に移る前に、体温が下がる時期があります。ここから高温相にかけての2~3日の間に排卵が起こるといわれ、妊娠しやすい時期といわれています。
血圧もいつもの状態を知ることによって、
体調の変化がうかがえます。
例えば通常は105/60の方が125/70であればこれは体調の変化があります。
しかし、それを知らず125/70だけ見てしまえば異常に気付くことはありません。
子宮を冷やす気を付けたい習慣を知りましょう。
1.添加物の多い食品やファーストフードを極力避ける。
また食材は同じようなものではなく極力多様しましょう。
栄養の偏りがでるので血流循環が悪くなり子宮も冷えてしまいます。
まごわやさしいを基本にバランスの良い食事や温かいものを取るようにしましょう。
2.冷たい物や甘いものを避ける。
冷たい物はもちろん砂糖などの甘いものは体温を下げ交感神経を優位にします。
とくに砂糖が好きな方が多いのでお気を付け下さい。
3.運動不足を解消する。
運動不足も血流低下の要因です。
外に出たときに階段を使う極力歩く習慣をつけてください。
4.睡眠不足
基本なことですが、かなり重要になります。
睡眠が少ないと体の血流循環が悪くなるほか、腸内細菌のバランスにも影響が出てきます。
5.過度の飲酒・喫煙
飲酒は適度はいいですが、腸内細菌のバランスや交感神経優位な体に偏っていきます。
また喫煙はいいことは全くありません。
6.長期の抗生物質の服用や痛み止めなどの薬剤の服用を避ける。
急性期で致し方ない場合は除き、
極力お薬の服用は避けてください。(イブプロフェンなど)
7.ストレスをためない。
ストレスを発散できる何かをみつけましょう。
身近なものがいいです。たとえば本を読むとか、映画を見に行くなどです。
おいしいものを食べに行くのもいいですが極力添加物の少ないものを選んでください。
8、人工甘味料はさける。
食品の成分確認してみてください。
かなり多くの食品に人工甘味料が入っています。〇〇ゼロとか書いてあるものは特に注意です。
呼吸調整で身体を整えよう。
女性のホルモンバランスをとても重要です。
脳の下垂体というところで調整しています。
下垂体を調整しているのが
視床下部という自律神経の中枢になります。
呼吸は吸うときは交感神経、吐くときが副交感神経が働きます。
ゆっくり息を吐き切ることを意識して呼吸してみましょう。
神経バランスがバランスが整ってきます。